ようこそ、日本のお手玉の会へ。ホームページ更新になりました。
『日本のお手玉の会』は、平成4年9月に、「第1回全国お手玉遊び大会」の前日に誕生いたしました。“今、なぜお手玉遊びなの?”というテーマのシンポジウムの席で立ち上がったものでした。
お手玉は、日本人の生活の中から生まれ、知恵と心の温かさが受け継がれてきた伝承文化です。おばあちゃんから孫へと伝えられてきた隔世伝承ですが、遊びを通して人格をつくり、社会との関わりを学び、人のぬくもりを感じる遊びです。
そのルーツを辿れば、世界ではすでに3,000年も前から遊ばれてきた子供文化であり、道具づくりから始まる手作りのお手玉遊びは、今日のコンピュータ社会に忘れかけた大切なものを見出すことがたくさんあります。
いつでも、どこでも、だれでもできるお手玉遊びの楽しさは、年齢、国境、言葉、人種、肌の色を超越し、コミュニケーションの媒体として、家庭に学校に職場や地域、介護や老人福祉の中へ、そして海外にまでも広がっております。指一本で世界の様子がわかる今の時代、世界中の人が知りたがっている日本文化「お手玉」。観て楽し、遊んで楽し、歌って楽し、私たちは、これからも、お手玉の輪を広げながら、健康で心豊かな社会の実現に努力してまいりたいと思います。
『ぬくもりを届けよう、手から心へ』みなさんも、お手玉遊びに参加してみませんか?必ず、そこには笑顔があり、人のぬくもりがあり、新しい出会いがあります。
日本のお手玉の会
第四代 会長 宮中 雲子(みやなか くもこ)